パヤシの自由帳

気付いたことをメモメモ。たまに勉強したことも書きます。

伝道師になろうについておもふこと

自分の「好き」を語るトークイベント『伝道師になろう』新装版第1回を、2018年3月10日土曜日に開催させていただきました。

 

イベントの様子はMacMahonさんのまとめを観てください。(MacMahonさん、ありがとうございます!)。

togetter.com

 

今回は狐さんから引き継いでからの第1回という事で、かなり気合を入れて取り組んだのですが、盛大に空回りしました(;´Д`)

会場設営の時から一人であたふたして、結果開始時間を主催者自ら30分遅らすという体たらく。ホント申し訳ないです。

そんな状況にもかかわらず皆さん優しく接していただけて本当に嬉しかったです。次回はこれに甘えることなく改善していきたいと思っております。

 

で、そんな風に盛大に空回りしたので、私なりの『伝道師になろう』に対する思いってのは、話していないんですよね(-ω-;) これが今回一番の粗相。

次回は忘れないためにもここに書きます。

 

元々の『伝道師になろう』は狐さんが立ち上げたもので、詳細は以下をご参照。

wreck1214.hatenablog.com

 

その本家が2017年12月開催の8回目で、幕を閉める事となったのを掻っ攫って始めたのが今回です。主催者が変わっているので今までのものと違ってくるんだろうなあ、と思っています。だからこそちゃんとコンセプトはしっかりしないとね!

 

私は『伝道師になろう』を通じて、

・世の中は思っている以上に広くて深いって事を知ってもらいたい。

・貴方が好きだと思っていることはとても素晴らしい事を感じてもらいたい。

・面白い人たちと交流の輪を広げて欲しい。

と考えています。

 

普通に生活していたら気付かない世界に触れる機会って、本当に重要だと思っています。

研究員の端くれとして働いているのですが、普通って”すごく世界が狭い”んです。最近は性能が頭打ちで、新しい発想を取り入れた製品が求められるんですが、自分の世界が狭いとどこかで見た事あるような?って製品になってしまう事が多いんです。でも世の中を見渡すと素敵な価値観を持った新製品が出ていたりします。

普段の生活でも学業や進路で選択肢が無いと感じる事がありますが、周りを見渡すと意外と道があったりします。なかなか気づくのは難しいですが。

そんな感じで自分の知らない世界が世の中にあって、思っている以上に色々選べるし、色々楽しめるんだと思います。

人生楽しんだもの勝ちですよね。そうある為には楽しい事を知る必要があって、知る最初の一歩はまだ知らない世界があるって事を認識する事だと思います。伝道師になろうは、そのまだ知らない世界がある事を認識するきっかけになると考えています。

 

また、好きと感じる事って凄い事だと考えています。何せ自分の価値観や感性と、その行為や対象が上手く合った結果好きになるわけで、これまでにそんな貴重な出会いがあったという事です。

皆さん好きなものって誰かと共有したい・話したいって気持ちがあるのではないでしょうか。ただ好きなものって自身の繊細な部分と重なっていたりするので、「引かれたらどうしよう」って怖さもあると思います。

個人的には好きな事は許容されると考えています(流石に他人を傷つけたりするのはNGですが)。世の中は思っている以上に広くて受け入れる余裕があるのが、そう考える理由です。なにより自由に語り合えた方が断然面白いですし。

伝道師になろうが好きな事について出すのを躊躇っている人の助けになればと考えています。

 

そして色んな人と交流出来る場になればと願っております。発表自体は様々な好きな事について覗き見する場です。聴講者は気に入ったものについて体験して欲しい。発表者は共感してくれた人と交流して同志を見つけて欲しい、と願っております。私個人は好きな事はもっと深めたい達なので、伝道師になろうで最初の一歩を踏み出した人は続けて二歩目三歩目と進められたら、とても素敵だと思います。

 

このようなコンセプトで今後も続けていきたいと考えております。またこれに従った企画も計画しております。直近で行いたいのは、

・動画配信

・ライブ感重視の発表セクション

の2点です。

 

動画配信は、海外勢にも好きな事を語るイベントに共感する人がいるのではないか?、という考えからのもので、いつかは海外の人とも交流出来たら良いなあとか夢を見ています。ネットリテラシーの問題もあるので少しずつ少しずつ実験的に。

 

ライブ感重視の発表は、好きな事を発表するハードルを下げたり出来ないか?、という考えからのもので、ビブリオバトルのルールにもある

”レジュメやプレゼン資料の配布等はせず,できるだけライブ感をもって発表する”

を参考にしたものです。

今回発表者が少ないこともあって、飛び込みの発表者を募っての発表会が行われたのですが、これが面白いんです。予め用意しない分好きなものへの思いが語る言葉に乗っていて、これがライブ感か!と感動しました。

好きなものを「伝道」する上で伝え方は重要であると考えています。知らない人にも分かるように発表を工夫する事で、「それって面白いよね!」という感じてもらえると思います。

ただ今回の発表を見て、”もっと自由に出来るのでないか”という思いも出てきました。本家のビブリオバトルのように完全に身一つではキツイでしょうが、パソコン(ネット接続)やホワイトボードといったちょっとした小物を用意すればいけるのでないかと感じました。(身一つの発表は関西数学友の会でやってみたいなあ)

 

以上、乱文失礼しました。非常に危なっかしい主催者ですが続けていきますので、気になった方はぜひ参加してください!

今後ともよろしくお願い致します!